私の小さな人生

 私は昭和36年に男の子として生まれました。
この時代には「セクシュアルマイノリティ」という言葉は、自分の周りで聞いたことありませんでした。でも実際に私は幼児の頃には女の子と一緒に遊びたい、ママ飯がしたい、女の子になりたいと思っていたのです。

 当時は現代のようにインターネットがありませんし、情報伝達の量と速さは地域によって差があり、村より町、町より都市の方が広がりがありました。同じ町に住んでいれば皆同じような情報をテレビ、ラジオ、活字(新聞や雑誌等)から得ていた筈です。

 ですから「男の子が女の子になりたい」等と思うのは、とても尋常な話ではないと子ども心に胸を痛めたものです。特に同性が好きとか異性が好きという事はなく、女の子になりたいという願望で揺れていたのは中学生から高校生がピークです。大学生以降は女性として生きていきたいという事へ思いが強く傾いていきました。

 しかし何故この思春期に親や友人に打ち明けることが出来なかったのか、今となってはその事が悔やまれますが、結果として自分の気持ちが女性として生きているのでその自我については満足しています。

 
 
 
 
HOME
性同一性障がい、って?
プロフィール
一般社団法人ココロ未来学院
Sound Library(Time Garden)